就職活動が始まっていると思いますが、本日は日系大手企業で若くして出世したいなら内定受諾前に明らかにしておく3つのことについて書きます。
Twitter界隈のビジネスアカウントは外資系&GAFAのバリバリ系を目指す人が多いですが、世の中には私のように日系大手に入って安定志向な学生も多いでしょう。
私自身、就職活動をしたのはもう10年程前になりますが私の就職活動の軸は「大手企業」・「不況でも比較的強い業界」の2つだけで進めていました。
こんなしょうもない軸で就職活動をしていた私は、なんとか運良く今の会社に入社できました。

現在働いている会社はいわゆる日系大手企業であり、学生からも人気の高い会社です。
私のスペックを簡単に紹介させていただきます。
私のスペック
■中の下大学卒業
■営業職
■30歳手前でスピード出世し、年収1,000万弱
■仕事には素直で真面目。取引先を第一に考えてしまうタイプ
本当にたまたま営業職で必死に頑張って、チャンスを掴んでスピード出世をすることができた私が、下記のようなタイプの皆さまにアドバイスを致します。
読者の想定
■日系大手企業で
■出世したいけど外資はちょっと・・・
■若くして重要なポジションに就きたい
■とにかく早く年収を上げたい
日系大手では中々難しい項目ばかりですが、内定を受諾する前にあることを聞くだけでその会社にスピード出世の可能性があるのか見極められると思いますので書いていきます。
結論から申し上げると、能力も必要ですがこれから私が書く条件を満たす企業に入社することが一番重要です。
一応、私は役職者ですのでここ2年ほど新卒採用の面接官もしたことがありますので少なからず参考になればと思います。
*私の業界は伏せさせていただきます・・・ご了承ください。
本日の議題
- 面接段階で福利厚生を聞くのは微妙
- 日系大手で出世したいならこれを明らかにせよ
内定を貰う前にこんなこと聞いてませんか
大体内定まで3回ほどの面接をすると思いますが、終了前に学生に「質問はないですか?」と聞いてきますよね?
こんなことを聞いていませんか?
面接時の企業への質問
■家賃補助制度はどのようになっていますか?
■平均残業時間は?
■離職率、平均勤続年数は?
■転勤はどれくらいありますか?転勤しない制度はありますか?
必ずしも私の言うことは正しいとは言いません。ですが、これらを選考中に聞くと「マイナス印象」を面接官に持たれる可能性が高いです。
私の会社だけでなく、妻の前職(こちらも日系大手人気企業)、妻の現職(外資であり、全世界の就職ランキングにもランクインする企業)、私の友人(日系金融大手)等でも同じことが言えると聞いています。
上記の質問は決して悪い質問ではありません。本人にとっては重要な事項であると思います。
しかし、一人1回〜2回の質問でこの内容を聞くのはあまりにももったいないです。
ネットでは知ることのできない仕事の具体的な内容や、会社の理念や将来展望等の生の声を聞いたほうがより有意義になると思います。
上記にあげた質問は内定後に聞いたほうが良いです。
でも家賃補助等は大事ですよね。わかります。私はこの典型的な質問を真っ先にしてましたから。笑
そして家賃補助のお陰で今の場所に住めているのも事実です。

日系大手企業で若くして出世したい場合きくこと
これを聞いてみよう
■会社の昇進方法を知る
■30歳で要職に就いている人はいるか、希望部署の年齢構成を知る
■賃金テーブルはどうなっているか
上場企業であれば平均年収は調べれば出ますので除外します。
これ、当たり前のように思いますが本当に重要です。
日系企業においてスピード出世や給料を上げたい場合には入社前にこの項目を明らかにしておく必要があります。
私の会社は入社後に評価制度が変わって運良くスピード出世の環境ができました。
業界内の別会社で、私の年齢層において要職に就いて年収1000万弱もらってる人は1割にも満たないと思います。
それは彼らが優秀でないからではありません。
若くても出世し、多額の給料を頂ける会社に勤めてポジションを勝ち取ったからです。
私以外にも選ばれた後輩が20代後半にして同じようなポジションに就くこともあります。
この環境がなければいくら優秀でも年功序列で順番を待つしかありません。そしてそのような人たちを私はたくさん見ています。
優秀な学生にはそのような思いをしてほしくはありません。
■会社の昇進方法を知る
日系企業にありがちなのが、○年で試験受けて主任、○年で試験受けて係長と気が遠くなるような役職数と年数縛りがある企業が多いです。
いくら優秀でもこんな昇進方法の会社では良くて40歳で年収1,000万でしょうか。
自分が目指す役職まで何年かかるかイメージするためにも詳しく聞いたほうが良いでしょう。
■30歳で要職に就いている人はいるか、希望部署の年齢構成を知る
これも結構重要です。大手企業であればあるほど人が詰まっており若いうちは小さな規模の仕事しか回してもらえません。
しかし、私のように幸運な人間もいます。
私が働く営業部署は20代が多く、30代が比較的少なく、40代〜50代が多いと言う年齢構造でした。
そのため、20代のうちに頭角を表せば他の企業では30代後半が経験することを30歳手前から経験することができました。
自分が目指す年齢で活躍している人はいるか?そして自分が活躍できる確率は高いか?を確認するためにも年齢構成も確認しておくのが良いです。
■賃金テーブルはどうなっているか
役職なしの場合・・・毎年の昇給はいくらか?ボーナスと月給の比率はどれくらいか
役職者の場合・・・年俸なのか?時間給なのか?役職なしと比較して優遇されているか?ボーナスと月給の比率はどれくらいか
月給とボーナスの比率は重要です。業績の良い企業ならボーナス比率が高ければ多くの給料をもらえますが、逆になると悲惨です。
大手企業の場合は役職者になれば給料はグッと上がるのが基本だと思います。
その時に、これらを知っておくと目指すべき目標ができます。
まとめ
私はこれらのことを就活生の時には一切聞くスキルはありませんでした。
住宅手当、転勤、営業のノルマを聞いていた無能な学生でした。笑
そんな私ですが現在は運良く、大手企業において若くして役職に就き重要な仕事を任され給料もしっかり頂いている環境にいるので、少しでもその確率が上がればと思い書いてみました。
しかし、これらの質問を聞いて要件を満たしていても30歳で活躍できるかは自分次第です。
先輩や上司のアドバイスを素直に聞いて、何でもとにかくやってみてだめだったら修正する等、行動して結果で示し、チャンスを掴む準備をする必要があります。
当ブログをご覧になられた就活生の方、応援しております!!!!