いつもブログ訪問ありがとうございます!前回は私達夫婦が子供を産まずに、共働きパワーカップルを選択した場合のセミリタイアについて考察しました。
今の条件下で働き続けられば、13年後には労働のみでも資産1億円を築き、セミリタイアできる可能性があることがわかりました。やはり共働きは収入が高い・低い関係なく強いです。
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パワーカップルがセミリタイアについて本気で考えてみる①【DINKS編】
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では、今回は子供を産んで子育てをした際にどのような形でセミリタイアを目指していくのかについてフォーカスします。
セミリタイアに向けて子供を産み育てる選択をした際に考えられること
- セミリタイアのゴールが一定期間遠のく
- 妻の今後のキャリアと収入が不透明になる
- 一定以上の高所得者は子育てに関する制度の恩恵を受けにくい
- それでも子供を育てるということは素晴らしい事だと思う
- 番外編:セミリタイアした時に子供が高校生!?
*妻・子供と幸せな家庭を築きたいとも思います。
セミリタイアのゴールが一定期間遠のく
2人で暮らし続けた方が支出も少なく貯蓄に回せるお金が多いのは当然です。前回の記事を抜粋して説明します。
このままパワーカップルを続ける選択をした方が15年後には約2,100万多く貯蓄できている見込みです。セミリタイアを最優先に考えるのか、セミリタイアを少し遅らせてでも子供を産み、育てていくのか。
これについては各DINKS世帯の価値観になってくると思います。私達夫婦の考えは最後にまとめます。
■DINKSを続けた場合と子供を産む場合の15年後時貯蓄比較
*転勤、降格リスクを考慮せず現在時点の収入で試算
*子供を産んだ場合、2年目の出産で1年間は夫のみ貯蓄で翌年以降は130万円/年を子育て費用と仮定
*DINKS:年間700万貯蓄 子供産む:年間570万貯蓄想定
■上記設定で15年後の私達をシミュレーションした場合 単位:円
世帯別 | 15年後貯蓄 |
DINKS時の貯蓄 | 116,000,000 |
子供産む時の貯蓄 | 94,400,000 |
DINKS時-子供産む貯蓄 | 21,600,000 |
妻の今後のキャリアと収入が不透明になる
私の妻のケースについて考えていきます。現在、妻はフルタイムで働いています。また、国内出張や1週間ほど海外出張へ行く場合も少なからずあります。
現状のDINKS世帯であれば何の問題もありませんが子育てをしながらこのような生活が続けられるでしょうか。
夫である私と場合によっては両親による子育て支援も必要不可欠だと思います。
それでも子育てが難しい場合は部署異動や転職という選択も考えられます。これにより当初描いていたキャリア・収入を得られない可能性も出てきます。
新聞等を読んでいると女性の社会進出や管理職比率を上げていくという流れは以前より根付いてきたとは思いますが業界・職種により事情は変わってきます。
妻の友人も同じような環境下で働き、若くしてマネージャー職になり、子育てしながら働いていますがキャリアについて悩んでいるようです。
来月に飲みに行くみたいなので私も一緒に行って子育て×キャリアウーマンの現実を学ばせて頂きます。
一定以上の高所得者は子育てに関する制度の恩恵を受けにくい
■児童手当が減額される
年収1,500万円以上の高収入サラリーマンならそれほど問題でないかもしれません。
しかし、私は業績によりますが年収880万前後で税金が一番苦しいと言われている収入帯にいます。下記は内閣府HPの中にある児童手当の詳細になります。
支給対象児童 | 1人あたり月額 |
0歳〜3歳未満 | 15,000円(一律) |
3歳〜小学校修了前 | 10,000円 (第3子以降は15,000円*) |
中学生 | 10,000円(一律) |
※ 「第3子以降」とは、高校卒業まで(18歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の養育しているお子さんのうち、3番目以降をいいます。
○ ただし、手当を受け取る人の所得が所得制限限度額以上の場合には、特例給付として児童1人につき月額5千円を支給します。
扶養親族の数 | 所得額(単位:万円) | 収入額(単位:万円) |
0人 | 622 | 833.3 |
1人 | 660 | 875.6 |
2人 | 698 | 917.8 |
3人 | 736 | 960 |
4人 | 774 | 1002.1 |
5人 | 812 | 1042.1 |
出典:内閣府 児童手当Q&Aより
*エクセル表記で使用
私達夫婦の場合、夫婦共働き+子供1人が想定されます。その場合、875.6万円以上の収入があった場合は一律5,000円になってしまいます。*間違っていたら申し訳ございません。
3歳までで見ると年間12万の差があります。そうは言っても30代前半でそこそこ稼いでるんだから文句言うな!と思われる方も多いと思います。
確かに頂いてる金額は大きいですが、それに伴う会社における「責任」と「ストレス」を背負っています。また、そのストレスによる前髪後退リスクと戦っている事をご理解頂ければ幸いです。
■保育園費や進学に伴う授業料も年収に応じて負担が変化
ここはちょっと専門的な話になっていくので割愛しますが、保育園は収入別に保育料が決められており、高校等の無償化も世帯年収に上限があります。
気になる方は是非、キーワード検索して調べて見て下さい。高校等の授業料については当然パワーカップルは対象外です。
こんな事を言ったら炎上してしまうかもしれませんが、国民は稼いだ分に応じて平等に税金を収めています。
その中で財源の一部となっている子育てに関わる支援金の恩恵を年収が少し高いからという理由で受けづらいのは少し疑問に感じます。
それでも子供を育てるということは素晴らしいことだと思う
ここまで、セミリタイアを目指すにあたって子育てはデメリットのような書き方をしてきました。
確かにセミリタイアを最優先で考えるとこのままDINKSでパワーカップルを続けるのが最適解でしょう。ですが私達夫婦はそれでも子供を産み、育てたいと思っています。
元々私達夫婦は子供が好きというのもあると思いますが、家族が3人になれば新しい発見、幸せ、苦労、全て未知数でなにより希望に満ち溢れているように感じます。
セミリタイアのゴールは少し遠のきますがそれを差し置いてでも子供を産み、家族3人で暮らして行きたいと強く思います。
番外編:セミリタイアした時に子供が高校生
土曜に妻と3時間かけて散歩をしていた時にふと話題に上がったのですが、仮に来年出産したとして15年〜20年後にセミリタイアしても子供が高校生〜大学生だよ!と言う話になりました。
昨日は妻と3時間ほどかけて散歩に行ってきました😊
途中暑すぎて倒れるところでしたが大学も見たり気分転換には良い土曜日でした。
本日、妻は仕事で私はこれからブログ書こうと思います🔥
収入を最大化しつつ支出を可能な限り減らすのが私達の方針です😊#共働き #質素な生活 #貯蓄
— 共働きパワーカップル@夫のブログ (@powerhuhu7) September 8, 2019
平日に親がずっと家にいるという姿は世間一般からしたら少し変わった事であり子供も余り良い気持ちではないかもしれません。
また、子供を置いて好きなように海外旅行へ行くのも難しいかもしれません。
そこで私達が出した結論は、大学生になったら海外大学への進学もしくは、一定期間留学させようという少々乱暴な結論になりました。
これは、実際私の妻も留学経験があるのと、私も学生時代に戻れるなら留学して違う文化に触れて語学も身に付けたかったと痛感しているからで是非、子供に勧めたいと考えています。
このあたりは、子供がいてセミリタイアしているご家庭のブログがあったら是非、参考にさせて頂きたいです。
まとめ
セミリタイアを最優先に考えた場合は子供を産む選択肢はあまり考えられないでしょう。出費やセミリタイア後のライフプランに影響が出そうです。
私達夫婦はそれを差し置いてでも子供を産み、育てていきたいと考えております。転勤・降格リスクに加え、子育てによる負担や収入減のリスクも更に増して来ることが想定されます。
これら全てと戦いながらパワーカップルを維持しつつセミリタイアを目指していきます!
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